韓国で健康保険どうしよう…
韓国で長期間暮らすとなると準備する事がたくさんあります。
その中の一つが健康保険(医療保険)です。
選択は色々あるので自分に合ったものを選んで出発しましょう!
海外転出届について
まずは、海外転出届を提出するかしないかから話は変わってきます!
海外転出届とは?
1年以上日本を離れる際、役所に海外転出届を提出しなければなりません。
提出は、出国日の14日前から可能です。
また、提出すると住民票から抜けることになり、年金・保険・住民税の支払いが免除になります。
そのため、1年以上滞在される方(延長する方など)は提出しますが
1年以内の方(途中で帰国するなど)は提出しなくても問題ありません。
ここからは、海外転出届を提出する方向けの話をしていきます!
私は実際、12ヵ月滞在し延長はしませんでしたが(結局、1年未満で帰国)
海外転出届は提出して行きました!
韓国の健康保険について
別途、手続きする必要はなく6ヵ月が過ぎた頃に、家に請求書が届き自動的に加入となります。
※参考:最初の月は2ヶ月分(301.980ウォン)その後は毎月150.990ウォンでした…泣
それでは、入国してからの半年はどう過ごせば…?となりますよね。以下で解決します!
民間の医療保険とは?
海外転出届を提出して無保険になってしまうと、海外で事故や病気になった際に
大きな医療費がかかる可能性があるので民間の医療保険に加入するのをおすすめします。
民間の医療保険は色々ありますが、以下の2つが一般的かと思います。
- クレジットカード付帯の海外保険を利用
- 日本の保険会社の海外保険を利用
1.クレジットカード付帯の海外保険
これはクレジットカード会社が行っている海外保険です。
対象のクレジットカードを持っていて、条件に満たしていれば補償してくれます。
楽天カードの場合(2024年10月の情報)
保証期間:出国してから3ヵ月後まで
条 件:日本を出国する前に募集型企画旅行の代金を楽天カードで支払っている場合(詳細は楽天カードのHPをご覧ください)
このような感じで、様々なクレジットカード会社が海外保険の補償をしてくれますが、
最近は自動付帯(クレカを持ってるだけで補償)より利用付帯(クレカを利用したら補償)が増えた印象です。
何枚もクレカを持っている方は、うまく使い分けて6ヵ月間過ごす事も可能です。
2.日本の保険会社の海外保険
日本の保険会社が行っている海外保険です。
出国より前にインターネットで簡単に加入できます。
日本では、以下のように様々な保険会社が海外保険の補償を行っています。
- ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険
- 損保ジャパンの海外旅行保険
- エイチ・エス損保の海外旅行保険 など
メリット・デメリット
2つのメリットとデメリットを私なりにまとめてみました。
メリット | デメリット | |
クレジットカード付帯の海外保険 | ・自動付帯だと手続き0 ・利用付帯の条件を満たす方は 手続き0(支払いのみ) | ・補償内容が少ない ・補償金額が低い ・補償期間が短い ・利用付帯の条件が複雑 |
保険会社の海外保険 | ・補償内容が多い ・補償金額が高い ・補償期間を選べる(長期間可能) | ・契約時の費用が高い ・契約に手間がかかる (HPでも可能の為、人による) |
結果的に
メリット・デメリットをふまえた上で、私は保険会社の海外保険に加入しました。
クレカとも迷いましたが、持っているクレカの利用付帯の条件を満たせなかったのと
補償内容と金額がきちんとしている方が私も家族も安心感が大きかったため選びました。
保険は自分に合ったものを選んでください^^
これからは、私が加入した保険会社についての説明になります!
ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険(たびほ)
私は色々なHPを見て、ジェイアイ傷害火災の海外旅行保険(たびほ)に加入しました。
【契約内容】 期間:7ヵ月 金額:84.000円程
私は念のため半年ではなく7ヵ月間、契約しました。
そして、入国から2ヵ月ごろにこの保険が役立つ時がくるなんて…
その時の状況や請求方法は、長いので興味のある方だけご覧ください。
頭が割れるほど痛くなった話
ある日突然、頭痛がはじまりました。
元々、片頭痛持ちの私は薬を飲めば治ると思ったのですが
一向に良くならず眠れないほど痛い日が2日ほど続きました。
もがくほど痛くなったのははじめてで怖くなり、近くの病院に行きました。
まず、首から上のレントゲンを撮りました(問題なし)
先生の診断だとストレスからくる頭痛かな?という感じ。
薬を貰って終わりかと思ったのですが、まさかの注射を打つことに!
肩から首のラインに3箇所ほど注射を打ってもらいました。
痛みはほぼなく、一瞬で終わったのですが立ち上がった瞬間立ちくらみが!
先生にもクラクラするからね~と言われてたんですが本当になりました。
その後、ベッドで休みながら機械で治療(マッサージ)してもらい終了。
ここでは全額負担で、224.700ウォンでした(別途薬代10.650ウォン)
約2万円以上した理由はやはり注射の治療が高かったようです。
その後、注射が効いたのか頭痛は治り、再訪せずに済みました^^
保険金の請求方法
たびほのサイトから【保険金のご請求】をクリックし、申請します。
必要な書類は以下の通りです。
1.保険金請求書(添付資料/WEB請求の場合不要)
2.パスポートのコピー(写真のページと出国日のスタンプページ)又はEチケット写し
3.医師の診断書
4.治療費の領収書・明細書(原本)
5.通院交通費領収書・明細書(原本)
実際に私が提出したのはこちらです。
- パスポートのコピー(写真のページ)
- Eチケットのコピー(入国スタンプがなかったため)
- 診断書(受付の方にお願いして医師に書いてもらいました/約3.000ウォン)
- 治療費の領収書(病院の受付で貰えました)
- 薬代の領収書(薬局で貰いました/薬の説明の横の部分)
※WEBで請求したため、請求書は送ってません
上記をメールで担当者に送り後日、入金してもらえました(円で日本の口座に)
ちなみに私は医療費を日本のクレカで支払い(その時のレートで合計27.000円程)
そして、27.000円程が返ってきたという感じです。全額戻ってきたので助かりました!
まとめ
今回は、民間の保険2つについてと私の実体験(保険金請求方法)についてでした。
最初の半年間に病院に行ったのは1度のみでしたが、我慢せずに行って良かったです。
私の周りでも韓国で食中毒になり救急室に運ばれたり、
歯医者や婦人科など急に不調がでて病院に行く友だちも見てきました。
また、韓国は自動車のスピードが速く事故なども怖いです。
(実際にバスに乗りながら、事故現場などよく見ました;;)
慣れない土地で暮らすだけでも、体力的精神的にストレスがかかります。
たった半年と思わず、自分に合った何かしらの保険に加入することをおすすめします!
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。